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How to ペーパーアイテム招待状文例・差出人

結婚式の招待状のマナーや縁起を担いだ昔からのルールをご紹介。
式のスタイルや差出人ごとの文面サンプル10点も役立ちます。

失礼のない文面のルール

招待状の文面は、「いつ、どこで、だれが、どんな結婚式を行うか」を分かりやすく明記することが大切です。典型的な文例をもとにアレンジするのが良いでしょう。

基本的なルール

  • 「お祝い事には終止符を打たない」という意味を込めて「、」や「。」の句読点は使いません。
  • 段落の行頭は空けません。
  • 「忌み言葉」と言って「切れる」「去る」「枯れる」など別れや終わりを連想する言葉を使ってはいけません。
  • 繰り返しを意味する「重ね重ね」「再び」などの言葉も避けましょう。
  • 発送月(令和○年○月吉日)と返信期限を明記しましょう。返信期限は挙式の1ヶ月ほど前の大安とすることが多いようです。

招待状本文とは別に、会場の案内や時間等に関する注意文やお願いなどを記載する場合、読み間違いを防ぐために句読点を使用しても良いと言われています。

時代や地方、各家の考え方などにもよりますので、ご家族ともご相談の上、縁起を担ぐことも大切ですが、送る相手の身になった招待状作りを心掛けましょう。

差出人は、本人?親?

明確な決まりはないようですが、目上の方が多くなるので失礼の無いように親(両家の父親or母親)の名前で出すことが多いようです。

親戚の方などは、ご本人の名前にあまり馴染みの無い場合などもありますし、会社の上司などでも親の名前で出した方がよりフォーマルです。

最近では、自分たちの結婚式なのだから本人の名前で出したいという方も多く、友人や同僚には本人の名前で、親戚や上司には親の名前でというように2種類の招待状を用意するのも1つのアイディアです。

文例をご紹介します

差出人が本人の文例

基本的な挨拶文

謹啓 盛夏の候 皆様には益々ご清祥のこととお慶び申し上げます

さて この度 私たちの婚約がととのい 結婚式を挙げる運びとなりました つきましては 末永くご懇情をいただきたくささやかですが 粗餐を用意させていただきました

ご多用中まことに恐縮でございますが ご光臨賜りますよう ご案内申し上げます 敬白

令和○年○月吉日

「新郎氏名」
「新婦氏名」

ご媒酌人がいらっしゃる場合

拝啓 盛夏の候 皆様には益々ご清祥のこととお慶び申し上げます

このたび私たちは ○○○○様ご夫妻のご媒酌により結婚式を挙げることになりました つきましては 今後ともご指導賜りたくささやかではございますが披露宴を催したいと存じます

お忙しいところ 恐縮ではございますがご出席くださいますよう ご案内申し上げます 敬具

令和○年○月吉日

「新郎氏名」
「新婦氏名」

人前式の挨拶文

謹啓 お健やかにお過しのこととお慶び申し上げます この度 私たちは結婚式を挙げることになりました

これからも末永くご指導賜ります皆様の前で ふたりの誓いをたてることが私たちにふさわしい形と思い人前結婚式を行いたいと思います どうぞ私たちの思いをご理解いただき証人としてご列席賜りますようお願い申し上げます

なお 挙式の後 心ばかりの宴の席をご用意しました ご多用中 大変恐縮ではございますがぜひご出席くださいますようお願い申し上げます 敬具

令和○年○月吉日

「新郎氏名」
「新婦氏名」

カジュアルな挨拶文

拝啓 お元気でお過ごしのことと思います 突然ではありますが私達結婚することになりました

私たちの新しい門出を皆様に見守っていただきたく ささやかながらパーティを催します

ぜひお越しくださいますよう ご案内申し上げます 皆様にお会いできるのを楽しみにしております 敬具

令和○年○月吉日

「新郎氏名」
「新婦氏名」

差出人が親の文例

基本的な挨拶文

謹啓 盛夏の候 皆様方には益々ご清栄のこととお慶び申し上げます

このたび

「新郎父or母氏名」 長男 「新郎名」
「新婦父or母氏名」 長女 「新婦名」

の婚約が相整いまして結婚式を挙げる運びとなりました つきましては 幾久しくご懇情賜りたくご披露かたがた粗餐を差し上げたいと存じます ご多用中まことに恐縮でございますがご光臨賜りますようご案内申し上げます 敬具

令和○年○月吉日

「新郎父or母氏名」
「新婦父or母氏名」

ご媒酌人がいらっしゃる場合

謹啓 盛夏の候 皆様には益々ご清祥のこととお慶び申し上げます さてこのたび ○○○○様ご夫妻のご媒酌により

「新郎父or母氏名」 長男 「新郎名」
「新婦父or母氏名」 長女 「新婦名」

の婚約が相整い結婚式を挙げることになりました つきましては 今後とも幾久しく皆様のご厚情を賜りたく 披露かたがた粗宴を催します

ご多用中まことに恐縮ではございますがご臨席賜りますようご案内申し上げます 敬具

令和○年○月吉日

「新郎父or母氏名」
「新婦父or母氏名」

人前式の挨拶文

謹啓 盛夏の候 皆様には益々ご清祥のこととお慶び申し上げます

さて このたび

「新郎父or母氏名」 長男 「新郎名」
「新婦父or母氏名」 長女 「新婦名」

の婚約が整い挙式をいたす運びとなりました つきましては今後とも幾久しく皆様のご厚情を賜りたく披露かたがた粗餐を差し上げたく存じますので ご多忙中のところ 誠に恐縮でございますが何卒ご臨席賜りますようお願い申し上げます

尚 当日は本人たちの希望によりご出席の皆様に結婚の承認をいただく人前結婚式を行います なにとぞご理解いただきふたりの門出を見届けていただければ幸いに存じます 敬具

令和○年○月吉日

「新郎父or母氏名」
「新婦父or母氏名」

差出人が連名の文例

新郎新婦が主

謹啓 盛夏の候 ますますご清祥のこととお慶び申し上げます

この度 私共は結婚式を挙げることになりました これまでのご厚情に改めてお礼申し上げますとともに 今後ともご指導ご交誼をいただきたく ささやかではございますが ごあいさつの会を催したく存じます お忙しいところ誠に恐縮でございますが 何卒ご出席くださいますよう お願い申し上げます 敬白

令和○年○月吉日

「新郎氏名」
「新婦氏名」

この度 長男「新郎名」と長女「新婦名」が挙式の運びとなりました

これもひとえに皆様方のご厚情の賜物と厚くお礼申し上げます ご多用中のことと存じますが 何卒ご光臨くださいますようお願い申し上げ 併せて両人のため末永くご高誼とご指導を重ねてお願い申し上げます

令和○年○月吉日

「新郎父or母氏名」
「新婦父or母氏名」

両親が主

拝啓 盛夏の候 皆様方にはいよいよご健勝のこととお慶び申し上げます

このたび ○○○○様ご夫妻のご媒酌によりまして

「新郎父or母氏名」 長男 「新郎名」
「新婦父or母氏名」 長女 「新婦名」

の婚約相整い結婚式を挙げることとなりました

つきましては 挙式ののち ささやかな披露の宴を催したいと存じます ご多忙中誠に恐縮ではございますが ご臨席くださいますよう謹んでご案内申し上げます 敬具

令和○年○月吉日

「新郎父or母氏名」
「新婦父or母氏名」

拝啓 時下益々ご清祥のこことお慶び申し上げます

さて 私ども このたび結婚式を挙げる運びとなりました これもひとえに皆様方のおかげと感謝しております 私たちの新しい門出にぜひお立ち会いいただきたくご多用中とは存じますが ご臨席いただければ幸いに存じます 敬具

令和○年○月吉日

「新郎氏名」
「新婦氏名」

人前式の挨拶文

拝啓 梅雨も明け夏の太陽がまぶしいこの季節 皆様にはますますご清栄のこととお慶び申し上げます

この度 私たちは結婚することとなりました つきましては 日頃からお付き合いをいただいております皆様に私たちの新たなる出発の証人となっていただきたく 人前にて挙式を行うことといたしました つきましては下記の通り結婚式を行い ささやかな披露宴を催したいと存じます

お忙しい中恐縮でございますが ぜひご出席くださいますようお願い申し上げます

令和○年○月吉日

「新郎氏名」
「新婦氏名」

「新郎名」「新婦名」両人のため今後ともよろしくご指導ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます

令和○年○月吉日

「新郎父or母氏名」
「新婦父or母氏名」

時候の挨拶

1月

  • 初春の候
  • 新春の候
  • 迎春の候
  • うららかな初日の光を仰ぎ
  • 寒さ厳しき折から

2月

  • 向春の候
  • 梅花の候
  • 立春の候
  • 梅のつぼみもふくらみ
  • 雪解け水もようやくぬるむこの季節

3月

  • 早春の候
  • 春暖の候
  • 陽春の候
  • ようやく春めいてまいりましたが
  • 日増しに春らしくなってきました

4月

  • 桜花の候
  • 陽春の候
  • 春暖の候
  • 春たけなわのこの頃
  • 若葉の萌え立つ今日この頃

5月

  • 新緑の候
  • 晩春の候
  • 薫風の候
  • 緑も深い青葉の頃となりましたが
  • 風薫るさわやかな季節に

6月

  • 初夏の候
  • 向夏の候
  • 立夏の候
  • 夏めいてまいりましたが
  • 紫陽花が雨に映えるこの季節

7月

  • 大暑の候
  • 炎暑の候
  • 盛夏の候
  • 暑さ厳しき折から
  • 梅雨も明け夏の太陽がまぶしいこの季節

8月

  • 晩夏の候
  • 残暑の候
  • 暦の上ではもう秋ですが
  • 残暑厳しき折

9月

  • 初秋の候
  • 新秋の候
  • 早秋の候
  • さわやかな初秋の季節
  • 日増しに秋も深まり

10月

  • 仲秋の候
  • 清秋の候
  • 紅葉の候
  • 秋も深まり木々の葉色づくこの季節
  • 紅葉便りが聞かれる今日この頃

11月

  • 初霜の候
  • 向寒の候
  • 深秋の候
  • 朝夕の寒気が身にしみる頃となりましたが
  • 鮮やかな紅葉まぶしい今日この頃

12月

  • 初冬の候
  • 寒冷の候
  • 師走の候
  • ちらちらと粉雪の舞うこの季節
  • 寒気きびしき折

付箋の文例

挙式参列の依頼

追伸

誠に恐縮でございますが 結婚式にもご参列賜りたくお願い申し上げます

時間 午前○時
挙式開始 ○時○○分

追伸

結婚式は当日○○時より挙行致しますので誠に恐縮でございますが 15分前までにロビーまでお越しくださいますようお願い申し上げます

追伸

挙式の前に親族の紹介を行いたいと思っております 誠に恐縮でございますが 挙式の1時間前までに「○○の間」までお越しくださいますようお願い申し上げます

スピーチ、余興の依頼

追伸

誠に恐縮でございますが 当日披露宴でのご祝辞をお願い致したく存じますので何卒宜しくお願い申し上げます

追伸

誠に恐縮でございますが 披露宴にてひと言お言葉を賜りたく宜しくお願い申し上げます

追伸

誠に恐縮でございますが 当日 乾杯のご発声を賜りたく存じますので宜しくお願い申し上げます。

追伸

誠に恐れ入りますが 披露宴にてお言葉あるいは何かご趣向をいただきたくお願い申し上げます

追伸

誠に恐れ入りますが 当日 余興をご披露くださいますようお願い申し上げます

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